普段からOutlookを使い慣れている方にとって、GmailをWebブラウザで開いて操作するのは少し不便に感じることがある。特に仕事でOutlookをメインに使っている場合、Gmailの確認のたびに別のタブやアプリを開くのは手間になる。
そこで、OutlookでもGmailの送受信ができるように設定することで、メールの確認や返信をもっとスムーズに行えるようにする。
手順
まずは、outlookを起動する。Windowsの検索窓に「outlook」と入力するとアプリがインストールされている場合は outlook が表示される。outlook(classic)とoutlook の2つが表示されているが、どちらも手順はほぼ変わらない。本手順はclassic 版で作成している。

outlook起動後、「ファイル」タブに移動する。

「アカウントの追加」をクリックする。

ここで、利用したいgmailアドレスを入力する。詳細オプションを開いて、「自分で自分のアカウントを手動で設定」にチェックを入れて、「接続」をクリックする。

アカウントの種類を選択する。gmailはGoogleのサービスなのでここではGoogleのアイコンをクリックする。

Googleアカウントのセキュリティ設定によってはブラウザが起動して、以下の画面が出る場合がある。「続行」をクリックする。

以下のエラーが出る。SMTPサーバ接続時にエラーがでているので情報を修正する必要がある。「アカウント設定の変更」をクリックして接続情報を修正する。


GmailがSTARTTLSを推奨しているため、デフォルト設定のSSL/TLS のままだとSMTP接続に失敗してエラーになるようだ。以下のように暗号化方式をSTARTTLSにしてポート番号を587変更して、再度「接続」をクリックする。

以下は設定情報サマリ
POP(受信の設定)
項目 | 設定値 |
---|---|
サーバ | pop.gmail.com |
ポート | 995 |
暗号化方式 | SSL/TLS |
SMTP(送信の設定)
アカウントが正
項目 | 設定値 |
---|---|
サーバ | smtp.gmail.com |
ポート | 587 |
暗号化方式 | SSL/TLS |
送受信サーバの情報が正しければ追加されるはずなので「完了」をクリックする。

gmail アカウントが追加された。受信メールなどが同期されて表示されるのに時間がかかる可能性があるので注意。

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