ノートパソコンやスマホなどの電子機器を外に持ち出して使う方、出先でバッテリーが切れてしまった時に持っておくと安心なモバイルバッテリーを紹介する。
SMARTCOBY TORIO
CIOから発売されている、SMARTCOBY TORIO。製品仕様は下記の通り。開発、販売メーカーのCIOは大阪の森口に本社を置く日本の会社で日本製であることがよいところ。モバイルバッテリーは発火事故などが話題になっていたが、安心できる製品をという観点ではよくわからない海外メーカよりは安全性・信頼性は高い。バッテリー容量は20000mAh と容量十分。MacBookAirなら2回程度満充電にできる。
製品仕様
| メーカー | 株式会社CIO |
| サイズ(mm) | 150.5 × 72.5 × 26 |
| 重さ | 410g |
| サイクル回数 | 500回 |
| 充電時間 | 1時間40分 |
| バッテリー容量 | 20000mAh 3.7V (74Wh) |
| 入力(本体を充電するとき) | 65W |
サイズ感
サイズ感。iPhone14 と並べてみた。iPhoneより一回り大きく暑さは2.6cm 程ある。

インターフェース
入出力は3つあるため、3台同時に充電できる。複数デバイスを持ち歩く人にはうれしい。

左のUSB-C2は最大出力65W 真ん中はUSBのTypeAで最大出力は12W 右のUSB-C1 は最大出力65W。モバイルバッテリー本体の充電は右のポートから65Wで充電できるため、本体充電は1時間40分と短時間で充電できる。
ただし、複数デバイスを同時に充電すると下記の通りとなり、いずれも最大95Wまでの出力となる。
| 本体ポート組み合わせ | 出力 | 組み合わせ例 |
| USB-C1 + USB-C2 | 30W + 65W = 95W | MacBook Air + MacBook Pro |
| USB-C1 or USB-C2 + USB-A | 65W + 12W = 95W | MacBook Pro + スマホ |
| USB-C1 + USB-C2 + USB-A | 18W + 65W + 12W = 95W | スマホ + MacBook Pro + スマホ |

外観
サイドにボタンがついている。ここを押すとバッテリー残量が表示される。少し粗いドット表示だが十分に認識できる。

本体を充電するとバッテリーのマークになり点滅する。

良いところ
・世に出ている大半のノートPCは充電できる。
・3デバイス同時に充電できる。
・薄くコンパクトで持ち運びに便利
・バイパス機能対応(モバイルバッテリーを充電しながら、パソコンやスマホを充電できる。
・バッテリー残量が確認できる。
気になる点
・20000mAh の大容量のため本体は410g と重量は感じる。iPhone Pro を2台持ち歩くイメージ。ただし、リチウムイオンの特性上、容量と比例して重くなるのでどのメーカの製品を選んでも重量は大体似たり寄ったりとなる。
・充電の際、サイドボタンを押さないと充電が開始されない。好みだとは思うが個人的には接続すればすぐ充電を開始してほしい
・マット感があって手触りはいいが、少し指紋が目立つ
注意点
モバイルバッテリー本体を充電するにはアダプタとケーブルが付属されていない。65Wで充電できるためPD(パワーデリバリ)対応のアダプタとType-C to Type-Cのケーブルを別途用意する必要がある。
おすすめアダプタとケーブル
同じくCIOからアダプタが発売されている。こちらは小型で67Wの出力があり、TypeC x2 、Type-A のポートが付いた下記のものが特に使い勝手が良いのでお勧め。
新製品(第2世代製品)も発売されている。
SMARTCOBY TORIO はさらにコンパクトになった新製品も発売されている。筆者は両方もっているが、旧製品との違いはサイズと充電できる最大容量となっている。新製品は複数デバイス同時充電で最大出力が60Wとなっているため、MacBook Pro + スマホといった使い方ができないため個人的には旧製品の方をよく使っている。 ただ、単体充電で65W出力なのでPC単体でしか充電しない方やMacBookAirなどの30Wで充電できるパソコンしか持っていない方や、サイズにこだわりたい方は新製品も十分おすすめできる。
新製品を少しレビュー
サイズ感は下記の通り、新製品の方がサイズは小さいが厚みがある。ザラっとした手触りで旧製品と比べて指紋が付きにくい。

インターフェースは旧製品と同じく Type-C ×2ポートとTypeA となっている。
電池残量はデジタル表示となり、旧製品と比べると圧倒的に見やすい。

まとめ・購入方法
両方Amazonと楽天市場で購入できるのでリンクを掲載しておきます。
複数デバイスをガンガン充電したい方には第1世代がおすすめ。
大容量モバイルバッテリーをコンパクトに持ち運びたい方には第2世代がおすすめ。
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